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(´・ω・`)れむ~ん

お待たせしました。第三弾!
たまにはシリアスも良いと思う、とか言われたからシリアスちっくにまとめてみました。
シリアス+コミカルでシリアルになってるとかいうツッコミはナシでオネガイシマス・・・

さて、ひよこ昔話もそろそろ大詰め。
今回は遂にあの生き物やあの人まで出てきます。
クロスオーバーも着実に進行しています・・・!
拙い文ですが、楽しんでもらえれば光栄です。

<作品>

第2集 || 第3集(ここ) || 第4集(未定)
外伝1
ひよこ昔話 総集編3

Intermission Ⅰ
緑生茂るじりヵ島の中央、そこに異彩を放つインプが一体いた。
他のインプたちとは違う赤色の髪に緑色のポポシャツとズボン、手には緑色に塗装された木の棒(※1)が握られていた。
「・・・そろそろ人間たちもこの異変に気付き始めてるぬ」
彼の名はじりぷ。ここ、じりヵ島における最高権力者にして労働組合の会長だった男。
「しかし、こちらには”秘密兵器”があるぬ・・・」
クククッと笑いながら、隣に立っている人間の少女を見上げる。身長差的にそうなるのは仕方ないことである。
「そうだろう、桃ヵ(※2)・・・」
「・・・」
少女のうつろな瞳には何も映し出されていないように見えたが、かすかに頷く。
じりぷは満足そうにそれを確認すると忙しなく動くインプたちに次の指令を与えた。


**********
貞治一行は、確実にじりヵ島へと近づいていた。
近くには三輪車で荒らされたと思われる物体がゴロゴロと転がっている。
「酷いものですね・・・」
ミィア猫がそうつぶやくと、貞治と蒼禾もそれに同意する。
「まったくだ」
「お花がかわいそうなのです・・・・・・アレ?」
現在彼らが居るところは通称「お花畑ロード」と呼ばれてじりヵ島へ行くために通らなければならない名所のひとつ。
緑が多い場所ゆえに、注意して見なければ見落としていた異変がそこにあった。
「どうしました?」
「あそこ、お花がクシャクシャになっていて分かりづらいですけど・・・人じゃないでしょうか」
蒼禾の指差す方向には、確かに沢山の花々がグシャグシャになって横たわっていた。
「むむ・・・もしかして、あのモッコリしたところでしょうか?」
「そうですー」
「やけにモッコリしてるな・・・ちょうど人間サイズだ」
三人は顔を見合わせ、頷き、近づいてその正体を探る。
覆いかぶさっていた花々を手で払うと、すぐに正体は判明した。
「((ガクガクガクガク))」
黄色い服をまとった少年が震えながら縮こまっていたのだ。
「おやまぁ、カメたんじゃないか」
「カメたんですー」
「カメ・・・?このマナーモードみたいに震えてる少年とは知り合いなのかい?」
どうやら、花に埋まっていたのは蒼禾とミィア猫の知り合いだったようで、名前をはぼたんと言うようだ。
カメたんとはあだ名で、そのことについては深く触れないことにする。

「たすかったよ」
治療を受けながらはぼたんは冷静を取り戻したようだった。
「どうしてあんなところに埋まっていたのですか?」
「うん・・・下さん(※3)を追いかけてきたら柄の悪いインプに囲まれてね」
はぼたんの話はこうだ。
下さんなる人物を追いかけてここまで来たのは良いが、途中で見失い適当に歩いてるうちにインプと遭遇。無論フルボッコにあったという。
「それで花をかぶって死んだフリを、というわけですよ」
「まったく、カメたん!ブルマを携帯しないからこういうことになるんだよ!!」
「・・・・・・ご、ごめん」
熱くなるミィア猫。それほどまでに重要なブルマ・・・貞治にはその重要性が分かっていなかった。
当然ではある。
「ブルマはともかく、助かったから良しとしようじゃないか」
「まぁ、たしかにそうです」
「ですー」
「ところで、みんなは何してるの?」
貞治たちは今までのあらましをはぼたんに語った。貞治の村が襲われたこと、蒼禾のハーブが奪われたこと、ミィア猫は・・・うん、アレだ。
「なる。俺もついていくよ」
「いいのかい?」
「うん。下さんもじりヵ島に行くようなこと行ってたからね。ちょうどいい」
「戦力は多い方がいいですしね(゚∀゚*∩)」
こうして、貞治一行ははぼたんを加え、4人になりじりヵ島を目指すことになった。

少し歩いて、ふとはぼたんが口を開く。
「目的地までは、どのくらいかな?」
「私は行ったことないのでわからないですー」
「あと、もう少しと言ったところですね~。ホラもう見えてるんですよ」
ミィア猫が指差す方向、大きな山が見えている。
「そうだな、アレがじりヵ島・・・」
島と言うだけあって、あの周りは湖で隔てられてるらしい。ちょうど浮き島みたいな感じになっているのである。
「・・・みんな、おそらくあそこに乗り込めば戦闘は避けられない。覚悟はいいか?」
貞治が皆を見る。最終的について来るのかを確かめているのだろう。皆も、それに応えるように強く頷く。
「もちろんです」
「はいー!」
「うん」
じりヵ島までのこり200m。決戦はすぐそこまで迫っている。


**********
Intermission Ⅱ
遠くで戦闘する音が聞こえる。飛び交う矢の音、ゴーレムの唸り声、サンダーの炸裂する音。
いそいそと偵察係のインプが戦況を報告しにじりぷの元にやってくる。
「カクカクシカジカ、ギシギシアンアン(※4)です」
報告を耳にしたじりぷは矢張り、と言った感じで動揺はしなかった。
「はじまったぬ。思った通りネズミが侵入してきたぬ」
「・・・」
「インプたちは暗黒のエルグの力で強化してある下級魔族。フフフ、どうする人間たち・・・。そして、お前の役目はわかっているぬ?」
「ハイ・・・」
桃ヵが感情のない声で答える。感情と言うよりも、生気を感じられない声。
まるで”操られている”ように・・・。
「それでいいぬ。お前はオイラの言うとおりにしていればいいぬ」
桃ヵは一礼すると「役目」を果たしに戦闘が行われているであろう場所に向かう。
「さぁ、これから祭りが始まるぬ!人間ども、しかと見るがいい。これがインプたちの力だぬ!!」


**********
豆知識
※1 通称:ネギ。じりぷの基本装備にしてフル改造済みの木製武器。
   通常のインプが太い木の棒なのに対して王であるじりぷは何故ネギにこだわるのか!?
   その秘密は来月の「週間プチトマト」で明らかに!?

※2 下子の姉。フレズベルグマンションに住んでいる少女だが、行方が分からなかった。
   どうやら大変なことになっているらしい。

※3 Si-TTA-556。実はこの物語のキーパーソンなんじゃないかと噂される。
   一説では名前の説明に「型番」なんて書いたものだから「ロボット」なんじゃないかとか言われている。
   桃ヵ9歳の時の誕生日プレゼントと言う設定もあるとかないとか。

※4 典型的な説明を省略する時に使われる用語。
   一般には「カクカクシカジカ」で伝わる。
   ところで、地デジカはなんで黄色いスクール水着を着てるのでしょうか?
   気になります。
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2009.05.22 Fri l 小説 l コメント (3) トラックバック (0) l top

コメント

No title
ふふふ、おいらの英雄譚がここに今語られるぬっ

ってあれ、、、予想以上に悪役???
とりあえず今日からネギの熟練ためなくちゃー
2009.05.22 Fri l じりぽん. URL l 編集
No title
ついにでましたね!諸悪の根源がっ!
あああお姉ちゃーーーーん!!

もうつっこみどころ満載でどこからつっこんでいいやらw
とりあえずブルマは必携っと(メモメモ
週間プチトマト六月号も楽しみですねっ
地デジカきっとみあさんのファンだからあんな(ry

おっと、そろそろオイルを補給してこないと・・・(・x・)
2009.05.25 Mon l 下心. URL l 編集
No title
>>じりぽ
その結末は最後に分かりますよ・・・フフフ
フル改造ネギ、期待します!


>>Si-TTA-556
突っ込んだら負けですよ!
って、自分で言ったらダメデスヨネー

2009.05.26 Tue l レム子. URL l 編集

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