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(´・ω・`)れむ~ん

遂にFINALです。
今回は眠れなかった朝方にめっちゃ頑張ったので仕上げが早いですw
さぁ、意外な人物の活躍に期待せよ!?



ひよこ昔話FINAL

**********前回までのARASUJI**********
インプ騒動の黒幕が住むという「じりヵ島」。
貞治は黒幕を退治するために、立ち上がる。その道中で蒼禾、ミィア猫と出会う。
一方、突発で設立した「ひよこ探検隊」は「面白そう」という理由でこの事件に首を突っ込む。
当初のメンバーであるレム子、UNI、下子は弾丸列車キモライナーに乗り、目的地を目指す。
道中、下子がキモライナーから落下するも妄想具現化(デリュージョン・リアルブート)機能が発動。
嫁を召喚し、クッションにする(しかし、その後爆発するので、みんな安心していいぞ!)。
島に着いた貞治一行の前に立ちはだかるのは、あろうことか下子の姉である桃ヵだった。
桃ヵは洗脳されており、一向に刃を向けるも、下子の落下による横槍とミィア猫特製のFBLでうやむやになってしまう。
FBLで巻き添えをくらった様に見えた桃ヵであったが、お兄様の手で助けられる。
新たな敵であるお兄様の出現に、貞治は身震いするのであった。
時刻を同じくして、ひよこ探検隊はじりヵ島中央のじりぷタワー突貫に失敗(結果的には成功?)していた。
そこに居合わせた★タンと力を合わせ戦い、超変形「キモイナー」により、その危機を乗り越える。
キモイナーによって島の警備インプたちは壊滅し、探検隊一行と貞治一行の前にボス部屋が姿を現す。
妹を助けるために洗脳されたフリをしていたお兄様はこれを好機とし、貞治たちと力を合わせることにする。
未だ、洗脳が解けていない妹の護衛をミィア猫に依頼して、貞治、蒼禾、下子、お兄様の4人が最終メンバーに選抜される。
先にボス部屋に入って行った探検隊サイドの物語と、完全に交わる時が来たのである。
遂にインプの王、「じりぷ」と、彼らの最終決戦が始まろうとしていた!
********************

**********FINAL**********
扉をノックしてからボス部屋に入ると、そこには薄暗い空間が広がっていた。
ボス特有のBGMが左右のスピーカーから流れている。
「ククク…ようこそ、じりぷの部屋へ…ククク」
部屋の奥にあるパイプ椅子(玉座と読みます)にそいつは座っていた。
インプとはかけ離れた存在。赤い髪の上にはおしゃれな王冠を装備している。
「な、なんだ…こいつは」
★タンの額からいやな汗が流れる。とぼけた外見とは裏腹に、すさまじいプレッシャーがビリビリと伝わってくる。
「オイラはじりぷ。ここの王さ」
パイプ椅子(玉座と読みm)からピョコリと降りると、太い木の棒を構える。
「★タン、レムさん。敵はやるきですよ!」
3人は臨戦態勢に入る。
「超強化されたインプたちを全滅させるなんて、君たちも中々だけど、オイラの足元にも及ばないぬ」
そう言って、木の棒を振るうと、レム子が後方に吹き飛ばされた。一瞬だった。
「!?」
そして、レム子が倒れた周りには赤い液体が広がってゆく。
「なんてことを!」
「クッ。なんだあの攻撃は…!まったく見えなかったぞ!」
あせる二人。
「残るは二人…さて、どっちらからやろうかぬ…」
絶体絶命。このままでは探検隊一行は全滅しかねない、そう思った時である。部屋に新たな希望の光が差し込む。
「だぁぁぁいなみっくぅぅぅコンニチワー!!!」
回避動作をしながらダイナミックに入ってくる4人がそこにいた。
「…また客かぬ。」
じりぷがやれやれと言った感じでため息をつく。
「お前が、インプたちの総領か!」
貞治がビシィ!と指をさして言う。(逆転裁判の「異議あり!」を思い浮かべるといいです。)
「じりぷ。妹の洗脳を解いてもらう」
「そうだぬ。りじちょー…ゲフン。相模よ、やはり裏切ったか…」
じりぷと貞治、お兄様が会話している最中、突然の来客に驚く探検隊2人に蒼禾、下子が近づく。
「ファーさん、それに★タンまで!」
「あぁ、下さん。無事だったんだね。それに蒼禾さんまで」
「アスさん、こんにちはですー」
「みんな、来てたのか」
「はいー。貞治さんたちと一緒に来たのですよー」
「あれ、そういえば…レムさんは?」
途中まで一緒だった下子が違和感を訴える。
「レムさんは…」
★タンが先ほど吹き飛ばされたレム子の方を指さす。
「!」
蒼禾と下子が驚く。
「た、大変だ。早く治療しないと…!」
「ですです」
駆け寄る二人。そこで事件は起きた。
「…待ってください。下さん」
「? どうしたの蒼禾さん?」
蒼禾が急に足を止める。
「これ、トマトです」
レム子の周りに広がる赤い液体を指さして、それはトマトだという。
「!?」
下子がその液体を指ですくってみると、確かに、血ではないことが分かった。
だが、それがトマトということは分からなかった。なぜならば、それが無臭だったからである。
しかし、蒼禾は違った。トマト嫌いが織成す数多の奇跡、その1「トマト判別(パッシブ)」が発動したのだ。
「トマトはだめです」
どうやら、レム子は怪我を負っているのではなく、衝撃で吹き飛ばされただけのようだった。
「む。トマト?つまり、じりぷはトマトを高速で投げつけた。そういうことかな?」
一連の事柄を見ていた★タンが隣にいるファーゼルに語りかける。
「そうでしょうね。トマトが投げられた衝撃で破裂。周りに汁が飛び散ったと考えればあの状況は妥当でしょう」
だが、その個数が異常なのだと、ファーゼルは答えた。
確かに、あたりに汁たまりを作るほどの個数だ。マシンガンを撃たれたような感じになるのだろう。
感心している二人とトマトを拒絶する一人、とりあえずレム子を安全なところまでゴーレムで運ぶ一人を後目に、貞治とお兄様、じりぷの戦いが始まろうとしていた。
「答えはNOだぬ。桃ヵは返さない。」
「…仕方ない。牛、やるぞ」
「村人を苦しめた報いを受けてもらう!」
「ぬかせ!」
じりぷが貞治をめがけて木の棒を振るう…つまり、無数のトマトが貞治を襲う。
一瞬のことで身動きが取れない貞治。激しい衝撃が襲うが、なんとか持ちこたえることができた。
それも、お兄様のマジックシールド(ナチュラル)のおかげである。
「ぬぅぅぅ」
「牛!あいつの木の棒は特製で、トマトを飛ばすことが出来る!気をつけろ!」
「くっ、分かった!しかし、なんて早さだ…!」
「連続でナチュラルシールドは展開できないはずだぬ!休む暇など与えな…」
そう言って、じりぷの動きが止まる。その挙動が明らかにおかしくなってゆく。
何かに脅えている。そんな感じだ。
「あ…あわ…」
どうやら、貞治たちの後の何かに脅えているようだった。
貞治たちが後ろを振り向くと、そこには蒼禾が立っていた。本来のパーソナルカラーではない、赤色の蒼禾が。
「トマトはだめですよー…」
目が笑っていない。というか、うわ言のように「トマトはだめです」を繰り返している。正気を失っているようだ。
「た、大変だ!流れトマトに当たったそーかさんが暴走した!」
説明しよう。ひよこ昔話において、蒼禾はトマトが嫌いで触っただけで気絶してしまうんだ。
それが体、あまつさえ頭にダイレクトアタックしたものだから気絶を通り越して暴走状態になってしまったんだ!
みんなもトマトを投げて遊ぶ時は気をつけようね!(そもそも投げてはいけません)
「悪い子にはお仕置きが必要ですー…」
じりじりとじりぷに近づき、じりぷを掴む。じりぷも逃げようと抵抗するも、逃げれない様子である。
「な、なんでオイラの力が使えないんだ!?オイラの体には触れれない様に特殊なバリアがっ!」
これも説明しよう!じりぷにはトマト弾丸の他にも自信を保護するマジックシールド(HS+MS+NSの機能)を保有しているんだ。
普通の手段では強い衝撃を与えないと破壊されないこのシールドも、運良くじりぷのメインカラーが緑色だったため、蒼禾の能力の一つである「緑への親和」を前に、敗れ去ってしまったようだね!
「あ、ちょwやめwアッー!」
後には、じりぷの悲鳴が木霊した。


……
………

蒼禾が目を覚ましたのは数十分後だった。場所はボス部屋、ただし雰囲気は最初とは違っていた。
「あれ、わたし…」
暴走中の記憶はなく、何が起こったのが理解していない様子だった。
「蒼さん、ナイスやったで」
お兄様がやさしく肩に手を置く。
「は、はい??」
「きゃぁぁぁぁぁ。そーかさん!ありがとぅぅぅぅ」
桃ヵが蒼禾に抱きつく。
「桃さん!洗脳が解けたんですね!!よかったですー!」
「はぁ…まったく…ひよこらしい終わり方といえばそんな感じだな」
★タンがため息をつく。
「それがいいところなのですよ。このグダグダ感とか、好きですよ」
トマトでハチの巣にされたレム子も目を覚ましており、そう言う。
「おーい、みんなじりぷはどうすんだい?」
少し離れた位置で、ファーゼルが半べそをかいているじりぷの手を引きながら向かってくる。
「ご、ごめんだぬ…ヒック。」
「とりあえず、どうしてこんなことをしたのか、説明をしてもらうのはどうでしょうか」
下子が提案する。皆もそれに同意し、今回の事件の真相を聞くことになった。
話はこうである。他のインプたちとは外見が違うため、一人ぼっちだったじりぷは、ある日、ピンク色の機械と思われる残骸を発見する。
そこで拾った薬品「ツヨクナレール(じりぷ命名)」を口にしたら、あの変態的身体能力を得たのだという。
その身体能力を使って、他のインプたちを見返し、自分についてくる者には「ツヨクナレール」を薄めたものを配ったのだった。
手にしていた木の棒も、ピンク色の機械の残骸の中から発見したのだとか。
絶対的権力の甘さに、じりぷも逆らえず、つい悪事に手を染めてしまったのだ。
「悪いことだとわかっていたぬ…でも…後にひけなくて…ごめんなさいだぬ」
「…」
少しだけ重い空気が流れた。
「どうでしょう。この件について一段落ついて、じりぷが責任を果たしたらひよこに来てもらうというのは」
ふいに桃ヵが提案する。
「じりぷさんも寂しかったんですよ!」
「妹がそう言うんなら、まぁええで」
「さすがお兄様!」
ハッピーエンドの流れの中、その流れに乗り切れない者が数名いた。
そう、賢明な読者ならお気づきだろう。ピンク色の機械、彼らはそこにひっかかっているのだ。
その二人は他の人たちに聞こえない小声で密談していた。
「ピンク色っていうと、キモライナーしか思い浮かばないんですが…レムさん」
「ええ、同意見です」
「しかも、キモイナーに変形した後の所在がつかめないんですよね…」
「はは…まさか」
ファーゼルとレム子が顔を見合わせる。
「あ、もしかしツヨクナレールって…ファーさんの整髪剤じゃない?」
「…このウニヘアを保つために必要なアレですか…?」
「それ以外、薬品っぽいものは置いてませんし。。。」
「では、あの木の棒については何だったのでしょうか?」
「おそらく、次のギルドイベントで蒼禾ちゃんを驚かすために作っていたトマト発射装置ですね。仕様では単発だったのですが、未完成だったので仕様外の動作をしたのでしょう…」
どうやら、キモイナーは時を超えてしまったようだった。このことは未来永劫封印される事実になるだろう。



「俺はこのあと村に戻ってこのことを報告する。みんなは戻るんだろ?」
じりぷを連れた貞治は振り返り、ひよこ一同を見る。
「はい。なんだかお世話になりました」
ひよこ一同はそれぞれの帰路へつこうとしていた。
お兄様は学園の仕事が残っているらしく、先に帰った。ミィア猫はあらたな境地を見つけるために色々と旅をするそうだ。
レム子とファーゼルはキモライナーの作り直し作業があるために、ダンバートンへと戻る。これによってSi-tta-556の完成が延長されたことは良い思い出。
★タンはキモ組と目的は違えど、ダンバートンに戻ることにした。また、下子はタルティーンのかまどへ張り付きにいくのだそうだ。なんでも王政の試験があるから頑張るのだそうだ。
数名はその場に残るようで、桃ヵはベルグマンションの家賃を払いに、蒼禾はハーブ採取を続けるのだそうだ。

「それじゃあ、またお会いする機会があれば~ ノシノシ」

皆は、それぞれの帰路につく。
みんな仲良しギルドひよこ学園。その毎日は楽しく、だれもが安心して帰れる場所を目指している。

END
********************


**********あとがきっぽいの**********
ひよこ昔話。これにて終了でございます。
読み続けてくださった皆様、ありがとうございます。
あまり長くなり過ぎぬようと意識して書いてみましたが、案外長くなってしまいましたね;
しかも展開がグダグダ…。
本気で書くと本が一冊出来るんじゃなかろうか…!と思っちゃいますね。
小説家の物語の作り方には脱帽ですよね。レム子の中身の人には到底ムリポです。
さて、最後。
オチはまさかの蒼禾暴走とキモライナー過去へ!でしたね。
ここで、勝手にFAQを設けちゃいます。皆さんの疑問に答えられるかもしれませn。

Q.どうしてキモライナーは過去へいったの?
A.黄色関連で時空が歪んだことにより、過去へ飛んでしまったのです。
 猛スピード+時空の歪み=タイムリープは鉄板です。

Q.トマト嫌いが織成す奇跡は何種類あるの?
A.秘奥義「タイプミス」を含めて2種類です。

Q.じりぷのその後は?
A.禁固刑1年。執行猶予3年です。今は学園の地下でレム子たちの手伝いをしています。

さて、次回作については検討中。白玉物語が本格始動するかもしれませんね!
最後に、ひよこ学園に在籍した2年ちょっとは本当に楽しかったです。
卒業してしまった身ですが、これからの発展を祈っています!
みなさま、よいマビライフを!
********************






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2010.02.22 Mon l 小説 l コメント (5) トラックバック (0) l top

コメント

あ、トマト判別(パッシブ)わたしも持ってますよ。
畑に入る時のみ発動しない特別仕様です。
2010.02.22 Mon l わか. URL l 編集
No title
一作目、一作目はどこなのーっ。
2010.02.23 Tue l もふ. URL l 編集
No title
私のヒーローは蒼禾さんだったのね!

あ、質問、私はどうやって洗脳されてたの?
2010.02.23 Tue l 桃ヵ. URL l 編集
No title
>>姫
特別仕様…だと…!?
身も心もファーマーになった者にだけ許される伝説のパッシブスキルを会得したなんて!
さすが姫ですw

>>もふち
小説タグから飛べますw
最初の方は若干雰囲気が違ったりしてますが、気にしたら負けです。

>>ヵさん
遠回しなミドラー勧誘ではないかという噂もたっています。
洗脳については魔族が使用する魔符がありますよね?あれを使われていたのです。
「桃ヵの魔符」(発行は株式会社ポウォール印刷)、名前の通り、桃色です。
噂では10枚集めると「★の魔符」と交換できるとかできないとか…(
2010.02.24 Wed l レム子. URL l 編集
No title
「レム子の魔符」が欲しいです!

ひよこファイナルおつかれさまでしたっヾ('-'*)ノ♪
最後までにやにやしながら読ませていただきました~
また1話から読み返してきまs(

次回作の白玉物語も期待していますっ!!
2010.02.24 Wed l 下心. URL l 編集

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